ケアマネから急性期病棟のMSWに急遽出向したものの、カルテを見てもさっぱり内容がわからない。カルテを読むのが遅いので仕事も遅い。
そんな中、何とか調べながらひたすら綴っただけの一覧です。適宜、追加していますので「ページ内検索」を使ってください。


アルファベット


  • 【ABG】arterial blood gas. 動脈血液ガス。主たる測定項目は、PaO2、PaCO2、pH、BE
    • PaO2:動脈血酸素分圧。酸素化の状態を知ることができる。80~100Torr
    • PaCO2:動脈血二酸化炭素分圧。肺胞における換気状態を知ることができる。補助呼吸や人工呼吸器の設定に役立つ。35~45Torr
    • pH:水素イオン指数。代謝性あるいは呼吸性のアシドーシスか、アルカローシスかを知ることができる。7.35~7.45
    • BE:塩基過剰。塩基の過剰か欠乏かを知ることができる。-2~+2
  • 【ABI検査】Ankle Brachial Index 足首と上腕の血圧の比。動脈の狭窄や閉塞を評価する指標
  • 【ACL】Anterior Cruciate Ligament 膝前十靭帯
  • 【ACS】Acute Coronary Syndrome 急性冠症候群
  • 【ACTH】副腎皮質刺激ホルモン
  • 【ADPKD】Autosomal(常染色体)Dominant(優性)Polycystic(多発性嚢胞)Kidney(腎)Disease 常染色体優性多発性嚢胞腎。嚢胞が増えて腎機能が低下する。肝臓に嚢胞ができることもある
  • 【Af】atrial fibrillation 心房細動
  • 【AI】Autopsy imaging オートプシー・イメージング 狭義では死亡時画像診断、広義では死亡時画像病理診断のこと。 Autopsy=検死、​imaging=画像診断に由来する造語
  • ANCA関連血管炎】antineutrophil cytoplasmic antibody 抗好中球細胞質抗体。自分の血管を攻撃する自己免疫疾患
  • 【APD】automated peritoneal dialysis 自動腹膜透析 自動腹膜透析装置(サイクラ―)を用いて透析液交換を行う方法
  • 【ARDS】Acute Respiratory Distress Syndrome 急性呼吸窮迫症候群(きゅうせいこきゅうきゅうはくしょうこうぐん)重度の呼吸不全症状の総称。重症肺炎、敗血症や外傷などによって肺胞や毛細血管に傷害を与え、その結果、肺に水がたまり、重度の呼吸不全が引き起こされる。発症後の死亡率は全体の30~58%とも言われており、極めて予後が悪い
  • 【AS】 大動脈弁狭窄症
  • ASO】arteriosclerosis obliterans 閉塞性動脈硬化症
  • 【AZM】AZITHROMYCIN 抗菌薬
  • 【AP】Angina pectoris 狭心症
  • 【Aライン】arterial line 動脈ライン
  • 【BIPAP】Bilevel Positive Airway Pressure バイパップ 呼吸器の換気モードの一つ。吸気と呼気に合わせて圧を気道に加える補助換気法。NPPVやNIPPVとも呼ばれマスクなどを使用する人工呼吸器 ⇔CPAP
  • 【BS】blood sugar 血糖
  • 【BSC】Best Supportive Care がんに対する抗がん剤などの積極的な治療は行わず、症状などを和らげる治療に徹すること
  • 【CAG】cerebral angiography 冠動脈造影検査、心臓カテーテル検査
  • 【CAP】community-acquired pneumonia 市中肺炎。病院外で日常生活をしていた人に発症する肺胞の急性炎症
  • 【CAPD】continuous ambulatory peritoneal dialysis 持続携行式腹膜透析 ツインバッグを用いて、通常1日4回の透析液交換を手動で行う方法
  • 【CDトキシン】感染性腸炎の主な原因微生物
  • 【CDDP】シス-ジアンミンジクロロ白金。シスプラチン。抗癌剤
  • 【CEA】癌の腫瘍マーカーの一つ。数値が高くなる場合、大腸癌、肺癌などの消化器系の癌の可能性が考えられる
  • 【CEZ】Cefazolin セファゾリン 抗菌薬
  • 【CFPM】cefepime セフェピム 抗菌薬
  • 【CGA7】Comprehensive geriatric assessment 高齢者総合機能評価簡易版。7項目の質問および観察項目から成り、日常診療でも使用しやすい
  • 【CHDF】Continuous hemodiafiltration 持続的血液濾過透析。24時間持続的に行われ循環動態に影響が少なく中分子まで除去できる点がHDとの大きな違い。循環動態が不安定な場合や、サイトカインやエンドトキシンなど中分子を除去したい場合に選択される
  • 【CHF】chronic heart failure 慢性心不全
  • 【CK】Creatine kinase クレアチンキナーゼ 骨格筋や心筋、平滑筋などの筋細胞内に存在する酵素。何らかの負荷により筋細胞に障害が起きると血液中に流出し、高CK血症を生じる
  • 【CKD】chronic kidney disease 慢性腎臓病
  • 【crackles】肺雑音(水泡音)
  • 【CPAP】Continuous Positive Airway Pressure シーパップ 持続陽圧呼吸療法 ⇔BIPAP
  • 【CPFE】combined pulmonary fibrosis and emphysema 気腫合併特発性肺線維症 上肺野優位に肺気腫が認められ,下肺野の気腫性嚢胞周囲に間質性肺炎の所見が認められる疾患
  • 【CPFX】Ciprofloxacin シプロフロキサシン 抗菌薬
  • 【CPK】クレアチンフォスフォキナーゼ 心臓、骨格筋、平滑筋など筋肉のなかにある酵素。これらの細胞に異常があるとCPKが血液中に流れ出し高値を示す。CPK値が高値だと、心筋梗塞、心筋炎、進行性筋ジストロフィー、萎縮性筋硬直症、多発性筋炎、甲状腺機能低下症、悪性腫瘍など。低い場合は、妊娠などの疑いがある
  • 【CPR】CardioPulmonary Resuscitation 心停止時に心肺蘇生を行うこと。一次救命処置BLS(basic life support 気道確保:airway、人工呼吸:breathing、心臓マッサージ:circulationにより自発的な血液循環および呼吸を回復させる試み)。二次救命処置ACLS(advanced cardiac life support 気管挿管、高濃度酸素投与、電気的除細動、静脈路確保、薬物投与)。フルCPRだと、救急で確実に受け入れOKと言えないので受入先の病院を探すのは難しい。家族で診てもらうしかない場合もある ⇔ DNAR
    蘇生の可能性がほとんどない患者に一律的にCPRを実施することへの懸念あり、「Guidelines CPR and ECC」ガイドラインでは、以下を推奨しています。
    1. 心停止に関して患者と医師が事前に話し合いを持つ必要性があること
    2. 指示は患者の願望(preference)に基づくべきで あること
    3. 患者が意思表明をできない場合は,患者の最善の利益(best interest)を考慮した上での代理判断者を許容すること
    4. 指示内容は診療録へ記載すること
    5. 指示は心停止時のみ有効であり,その他の治療内容に影響を与えてはいけないこと
    6. 指示に関連する全ての者が指示の妥当性を繰り返し評価すること

  • 【CRT】chemoradiotherapy 化学放射線療法化学療法放射線治療を同時もしくは続けて別の時期に行う治療。CT(化学療法)、RT(放射線療法)
  • 【CS】colonoscopy 下部消化管内視鏡検査(大腸カメラ)
  • 【CT】chemotherapy 化学療法
  • 【CTR】cardiothoracic ratio 心胸郭比 心臓の大きさを胸部レントゲン写真でチェックする検査。男性では50%以下、女性では55%以下が適正
  • 【CTRX】Ceftriaxone セフトリアキソン 抗菌薬
  • 【CVCcentral venous catheter 中心静脈カテーテル 末梢に比べると挿入に手間がかかり、リスクも高いためできれば挿入したくない。シングルルーメン、ダブルルーメン、トリプルルーメンから選び、2種類以上の薬剤を投与したいケースでは基本はダブル以上が勧められる。トラブルがなければ定期的なルート交換は不要
    • 末梢ルートから投与すると静脈炎をおこす中心静脈栄養製剤(エルネオパ、ハイカリック、フルカリックなど)、昇圧剤(カテコラミン:ノルアドリナリンなど)を投与する場合
    • 末梢静脈が細くてルートが取れないすぐに閉塞する、というケースで、かつ長期的に点滴が必要な場合
        CVCを挿入できるのは
    • 右鎖骨下静脈:カテーテル関連血流感染や血栓が最も少なく安全。挿入時の手技が内頸より難しい。合併症として気胸、血胸のリスクがある。誤って動脈穿刺になった時の圧迫止血が難しい

    • 右内頸静脈:感染や血栓は比較的少ないとされる。気胸のリスクは低く、挿入も容易なため使用されやすい。首の動きが制限される

    • 右大腿静脈(鼠径部):心肺停止患者の心肺蘇生中でも挿入できる手技が最も容易。陰部に近く感染が多い歩行が困難。血栓のリスクが高い。デメリットがかなり多いため近年減っている

  • 【CVポート】CVやPICCの入り口に器具をつけ、これを皮下に埋め込んだもの。この器具を皮膚の上から専用の針で刺すことで、いつでも輸液や静注ができる。ヒューバー針の交換は週2回(業者推奨)、ルートは毎日交換。在宅だと箱買いするので管理料出た分は自費購入になるか
  • 【DATscandopamine transporter scan パミン神経の変性や脱落を画像化する検査
  • 【DEXA】Dual Energy X-ray Absorptiometry 2種類のX線を使用する骨密度検査。日本骨粗鬆学会のガイドラインにおいても推奨される優れた検査方法
  • 【DIC】播種性(はんしゅせい)血管内凝固症候群 癌末や敗血症等が原因の重篤な合併症。全身に血栓や出血がおこる。血液を固める凝固作用と固まった血液を溶かす作用(線溶)が同時に無秩序に起こるため、極めて治療の難しい病態。基本型では6点以上,造血障害型では4点以上,感染症型では5点以上でDICと診断
  • 【DIV】Drip Infusion In Vein 点滴静脈注射
  • 【DKA】diabetic ketoacidosis 糖尿病性ケトアシドーシス。インスリンの絶対的欠乏によってもたらされるアシドーシス(酸性血症)。輸液がメイン治療
  • 【DSA】血管造影検査
  • 【DL】Dyslipidemia, Hyperlipidemia 脂質異常症(高脂血症)
  • 【DNAR】Do Not Attempt Resuscitation 心停止時に心肺蘇生を行わない指示。BIPAPもしない? ⇔ CPR
  • 【DO処方】ditto同じ 前回と同じ処方
  • 【DOE】Dyspnea on effort 労作時呼吸困難または運動発作時呼吸困難
  • 【DPB】diffuse panbronchiolitis びまん性汎細気管支炎
  • 【DU】duodenal ulcer 十二指腸潰瘍
  • 【DVT】deep venous (vein) thrombosis 部静脈血栓症 四肢(下肢が多い)または骨盤の深部静脈で血液が凝固する病態。肺塞栓症の原因第1位
  • 【DW】Dry Weight ドライウェイト 体の中に余分な水分が溜まっていない時の体重で透析終了時の体重。透析によって最大限体液量を減少させた時の体重で、それ以上、除水すれば、血圧低下やショックが必ず起きるような体重
  • 【EBUS-TBNA】 超音波気管支鏡ガイド下針生検 気管・気管支周囲の病変に対してリアルタイムに針生検を可能とした手技。気管支鏡と超音波が一体となった内視鏡
  • 【ECG】electrocardiogram 心電図
  • 【ECOG】Eastern Cooperative Oncology Group 米国東海岸癌臨床試験グ
  • ECOG PS】Performance Status 全身状態の指標の1つ
    • 0 全く問題なく活動できる。 発病前と同じ日常生活が制限なく行える
    • 1 肉体的に激しい活動は制限されるが、歩行可能で、軽作業や座っての作業は 行うことができる。 例:軽い家事、事務作業 
    • 2 歩行可能で自分の身の回りのことはすべて可能だが作業はできない。日中の50%以上はベッド外で過ごす。
    • 3 限られた自分の身の回りのことしかできない。日中の50%以上をベッドか 椅子で過ごす
    • 4 全く動けない。自分の身の回りのことは全くできない。 完全にベッドか椅子で過ごす
  • 【EDチューブ】Elemental Diet Tube 鼻腔から胃または十二指腸、空腸へ挿入して留置するチューブ。経管栄養を投与するのが目的。
    • 挿入目的:EDチューブは経管栄養投与のためだけに挿入。NGチューブは経管栄養投与以外に、胃洗浄や胃内の排液、減圧目的にも使われる
    • チューブの硬さ太さ:EDチューブは負担を軽減するためにガイドワイヤーがないと挿入できないほど柔らかく、太さは8Fr以下のものが一般的。NGチューブはガイドワイヤーなしでも挿入できるほどの硬さで、サイズは10~18Frが一般的
    • 留置位置:EDチューブは胃内に留置することもあるが、幽門部を通過して十二指腸や空腸に留置することも可能。NGチューブは胃にのみ留置可能で、幽門部より先には留置することができない
    • 挿入方法:EDチューブは幽門部を通って十二指腸や空腸に挿入する時には、医師でないと挿入が難しい。内視鏡を用いて挿入することもある。NGチューブは看護師でも比較的容易に挿入することが可能
  • 【EEG】electroencephalogram 脳波検査
  • 【EGD】Esophagogastroduodenoscopy 上部消化管(食道、胃、十二指腸)内視鏡
  • 【EKG】Elektrokardiogramm 心電図
  • 【EM】Erythromycin エリスロマイシン。抗菌薬
  • 【EMR】Endoscopic mucosal resection 内視鏡的粘膜切除術 内視鏡を用いて筋層以下(粘膜下層の奥)に障害を与えず粘膜層を広く切除する技術。広範囲の早期がんをより適確に完全に一括切除するため、早期のがんに対し従来の外科的治療に代わる新しい治療法として脚光をあびている。開腹手術に比べて身体の負担も軽い。
  • 【ERCP】endoscopic retrograde cholangiopancreatography 内視鏡的逆行性胆道膵管造影
  • ESA製剤】赤血球造血刺激因子製剤。腎性貧血に対する治療薬
  • 【ETP】エトポシド。抗癌剤
  • 【EVAR】Endovascular Aortic Repair 腹部大動脈瘤に対する血管内治療であるステントグラフト内挿術。開腹せずに手術できる
  • 【EVT】EndoVascular Treatment 末梢動脈疾患のカテーテル治療
  • 【FAD】Focal Asymmetric Density 局所的非対称性陰影 マンモグラフィ検査で左右比べた時に部分的に非対称に見られる所見
  • 【FDLカテーテル】flexible double‒lumen catheter 急性腎不全などで緊急透析が必要なシャントが無いか使えない患者の透析用に使用されるダブルルーメンカテーテル。バスキュラーアクセスカテーテル。CVカテーテルより太い
  • 【FiO2】fraction of inspiratory oxygen 吸入中酸素濃度 吸気に含まれる酸素の濃度。室内空気下での吸気は21%、酸素下では100%。酸素療法中は、安全に長期間の投与が可能とされる50%以下で調節することが望ましい
  • 【GCS】Glasgow Coma Scale グラスゴーコーマスケール 世界的に広く使われている意識障害の分類・評価法。開眼、言語反応、運動反応の3つで意識レベルを評価。数値が小さいほど意識レベルは悪い。E1V2M3のように表記する。気管挿管や気管切開をしていて発声できない場合は、E1VTM1のようにVTと表記する
    • E=開眼(Eye Opening)
      1. 開眼しない
      2. 痛み刺激による開眼
      3. 呼びかけにより開眼
      4. 自発的に開眼
    • V=最良言語反応(Best Verval Response)
      1. なし
      2. 理解不明の音声
      3. 不適当な発語
      4. 混乱した会話
      5. 見当識あり
    • M=最良運動反応(Best Motor Response)
      1. 反応なし
      2. 痛み刺激に対して異常伸展反応(除脳姿勢)
      3. 痛み刺激に対して異常屈曲反応(除皮質姿勢)
      4. 痛み刺激に対して四肢をひっこめる(逃避行動)
      5. 痛み刺激を払いのける
      6. 指示に従うことができる
  • 【G-CSF】Granulocyte Colony Stimulating Factor 顆粒球コロニー形成刺激因子。サイトカインの一種で顆粒球産出の促進、好中球の機能を高める作用がある
  • 【GEM療法】抗癌剤(ゲムシタビン)療法。ゲムシタビン は、癌細胞に取り込まれてDNAの合成を阻害し、癌細胞の分裂を止めることで、癌の増殖を阻害したり、死滅させる
  • 【HCC】hepatocellular carcinoma 肝細胞癌
  • 【HD】hemodialysis 血液透析
  • 【HHS】hyperosmolar hyperglycemic state 高浸透圧性高血糖状態 血糖値が非常に高く、血液が過度に濃縮された状態。過度の脱水と錯乱などがあると、高浸透圧高血糖状態の診断が下される。治療は水分の静脈内投与とインスリン投与
  • 【HuR】ヒューマリンR インスリン
  • 【ICT】Infection Control Team インフェクションコントロールチーム 院内で起こる様々な感染症から患者、家族、職員の安全を守るために活動を行う組織
  • 【I/E】I:E比 I:Inspiration E:Expiration 吸気と呼気の割合。自発呼吸では呼気が約2倍
  • 【IMT】Intima Media Thickness 頸動脈の内膜中膜複合体厚 動脈硬化測定の重要な指標であり、この値が1.1mmを超えると脳血管障害や心臓病のリスクが高くなる
  • 【IVC】inferior vena cava 下大静脈
  • IVH】Intravenous Hyperalimentation 中心静脈栄養 ≒TPN
  • 【IVIG】免疫グロブリン製剤という注射の薬を5日間連続で点滴。自己抗体の産生や働きを抑える治療。治療の中心はステロイドの飲み薬だが、ステロイドの注射、免疫抑制剤、免疫グロブリン療法、血漿交換療法などを組み合わせて治療を進める。ステロイドだけで病気を抑えきれない場合に使われる
  • 【LCNEC】Large cell neuroendocrine carcinoma 大細胞神経内分泌癌
    肺の神経内分泌性腫瘍分類(WHO組織分類第3版)で以下の分類
    • 定型的カルチノイド(TC)若年者に多い
    • 非定型的カルチノイド(AC)若年者に多い
    • 大細胞神経内分泌癌(LCNEC)大半は喫煙者
    • 小細胞癌(SCLC)肺癌全体の15-25%。大半は喫煙者
  • 【LDA】low density area X 線低吸収域 脳細胞がすでに壊死に陥った部位
  • 【LDH】細胞内で糖がエネルギーに変わる時に働く酵素。貧血、炎症、腫瘍など汎用的なスクリーニング検査として用いられる。120~250IU/L
  • 【LK】Lungen K 肺癌
  • 【LN転移】lymph node リンパ転移
  • 【LVFX】Levofloxacin レボフロキサシン。抗菌薬
  • 【LVH】 left ventricular hypertrophy 左室肥大
  • 【LZD】Linezolid リネゾリド 抗菌薬
  • 【MAC】Mycobacterium avium complex 結核菌とらい菌を除く抗酸菌の総称を 非結核性抗酸菌(NTM)といい、日本のNTMによる感染のうち 8~9割は肺MAC症。結核は約6ヶ月間薬を飲めば完治するが、肺MAC症は3種類の薬を2、3年間飲み続ける必要あり。
  • 【MCTD】Mixed Connective Tissue Disease 混合性結合組織病 膠原病の代表的疾患である全身性エリテマトーデス(SLE)様、強皮症様、多発性筋炎様の症状が混在し、血液の検査で抗U1-RNP抗体(自己抗体)が高値陽性となる疾患。免疫抑制療法
  • 【MEPM】Meropenem メロペネム 抗菌薬
  • 【MK】 胃癌
  • 【MMG】マンモグラフィ検査(乳房撮影検査) 乳房専用X線撮影装置を用いて乳房を圧迫して撮影する検査。乳房を圧迫することにより乳腺内に隠れている病変を撮影でき被曝も低減される
  • 【MTX】Methotrexate メトトレキサート 免疫抑制剤。抗リウマチ薬
  • 【NC】nasal cannula 鼻カニューレ
  • 【neutro】好中球
  • 【NGチューブ】Nasogastric tube 経鼻胃管 ⇔ EDチューブ
  • 【NASCET】North American Symptomatic Carotid Endarterectomy Trial 頸動脈狭窄率の測定方法の一つ。50%未満ならOK
  • 【NHCAP】Nursing and Healthcare Associated Pneumonia 医療介護関連肺炎
  • 【NSVD】Normal Spontaneous Vaginal Delivery 通常自然分娩
  • 【NV10U】透析器、TORAYトレライトNVシリーズ
  • 【OAR】organ at risk 危険臓器・リスク臓器 前立腺がんに対する放射線治療を施行する際に照射される直腸体積の減少と吸収線量の低減を意図して開発され、ハイドロゲルを前立腺と直腸との間に挿入することで、距離を拡げ、直腸の線量体積ヒス トグラムを改善する。ハイドロゲルは注入後、前立腺と直腸の間に約3ヶ月間スペースを維持し、約6ヶ月かけて体内に吸収される
  • 【ORIF】open reduction internal fixation 観血的整復固定術(かんけつてきせいふくこていじゅつ)。骨折を外科的手術で元の正常な状態に戻す治療。 ⇔ 外科的手術を伴わない整復は非観血的整復固定術。
    • ピンニング法 先のとがったワイヤー(針金)で骨折した骨を串刺しにして固定する方法
    • プレート固定 骨折部を金属製プレートにあてスクリューで固定する方法で関節や関節周辺の骨折に用いられる
    • 髄内釘固定(ずいないていこていほう) 金属製のインプラントを骨に挿入し固定する方法で大腿骨など大きな骨の骨幹部が折れた場合に用いられる
    • 創外固定法(そうがいこていほう) 骨折部位の周辺の骨に外部からピンやワイヤーを打ち込んで固定する方法で複雑骨折や関節部位の骨折などに用いられる
  • 【Osimer】Osimertinib オシメルチニブ 商品名タグリッソ。上皮成長因子受容体(EGFR)チロシンキナーゼ阻害薬(TKI)。 従来のEGFR-TKIでは効果の乏しかったEGFR T790M変異陽性例に対する効果あり
  • 【PAF】paroxysmal atrial fibrillation 発作性心房細動
  • 【PCI】percutaneous coronary intervention 冠動脈ステント治療
  • 【PD-1】programmed cell death -1 免疫チェックポイント・タンパク質。活性化 T 細胞の表面に発現。PD-L1 PD-L2は、抗原提示細胞の表面上に発現。PD-1、PD-L1 および PD-L2 は、T 細胞応答を抑制もしくは停止させる共同抑制因子として働く。腫瘍細胞に対する免疫システムは PD-1 と PD-L1 の反応によって必要な場合のみ発動し自己免疫疾患となることを防ぐ。PD-L1 が PD-1 に結合すると T 細胞からのサイトカインの産生が低下し、T細胞の活動を抑制。腫瘍細胞は T 細胞からの認識を逃れるためにこれを利用する
  • 【PICC】peripherally inserted central venous catheter 通常上腕から挿入する中心静脈カテーテル。一般的なCVCとは挿入位置が違うだけ。感染率は非常に低い、挿入が末梢静脈なので気胸や太い動脈損傷のリスクもない、末梢ルートと表面に出た見た目は同じなので患者のQOLが高い、CVCよりも挿入時に患者が感じる恐怖心が少ない、内頸や鎖骨下静脈穿刺時に起こりうる空気塞栓のリスクも低い等にて、欧米のガイドラインでは中心静脈カテーテルが必要なケースの第一選択はPICC日本のガイドラインでも中心静脈栄養はPICCがほぼ第一選択と認識されているが、手技がやや難しく一般的なCVを選択する場合も多い。トラブルがなければ定期的なルート交換は不要
    • 適切な管理を行うと長期間使用することができる
    • カテーテル不使用時には週に1回の生理食塩液の洗浄のみで管理
    • 消毒は基本的に週に1回、入浴日に合わせて行うこともできる
    • 入浴時はカテーテルを覆っているドレッシング材の上からラップなどを巻き、カテーテルが濡れないように保護する
  • 【PD】腹膜透析。CAPD:1日かけて4~5回透析液を交換。APD:日中の交換をなくし夜間就寝時に透析装置をつかって透析液を交換。CCPD:両方を併用する
  • 【PEEP】PositiveEnd-expiratory pressure 呼気終末陽圧 呼気を平圧に解放せず陽圧に保つことで肺胞の虚脱を防ぐ。ARDSへの有効性が指摘されている
  • 【PET】Positron Emission Tomography 陽電子放出断層撮影法 放射能を含む薬剤を用いる核医学検査の一種。放射性薬剤を体内に投与し、その分析を特殊なカメラでとらえて画像化する
  • 【PF-ILD】進行性線維化(PF)を伴う間質性肺疾患(ILD)
  • 【PIPC】piperacillin ピペラシリン 抗菌薬
  • 【PM】ペースメーカー
  • 【PPE】personal protective equipment 個人用防護具
  • 【PPM】埋込み型ペースメーカー
  • 【PPN】Peripheral Parenteral Nutrition 静脈栄養
  • 【ps】Performance Status 
  • 【PSL】prednisolone プレドニゾロン ステロイド
  • 【PTA】Percutaneous Transluminal Angioplasty  経皮的血管拡張術(VAIVTともいう)バルーンカテーテルを用いてシャント血管のつまりを治す治療
  • 【q】quaque(every) ラテン語で毎、~ごと q12h(=12時間毎)
  • 【rash】 皮膚障害。抗がん剤患者に多い
  • 【RCVS】Reversible Cerebral Vasoconstriction Syndrome 可逆性脳血管攣縮症候群 攣縮、意識障害をきたす
  • 【Renal Bx】Renal biopsy 腎生検
  • 【RFA】radiofrequency ablation ラジオ波焼灼療法
  • 【ROSC】Return Of Spontaneous Circulation 来院後に心肺蘇生法を行って心拍再開した
  • 【RST】Respiratory Support Team 呼吸サポートチーム
  • 【RT】radiotherapy 放射線療法
  • 【SAH】subarachnoid hemorrhage ザー、くも膜下出血
  • 【SAO2】Satulation(飽和度)artery(動脈)Oxygen(酸素)の略。動脈血の酸素飽和度の実測値
  • 【SBP】systolic blood pressure 収縮期血圧
  • 【SLE】systemic lupus erythematosus 全身性エリテマトーデス。膠原病の一つ。免疫が自分自身の体を攻撃してしまう病気。治療の中心はステロイド
  • 【s/o】Suspect Of 「~の疑い」
  • 【SOAP】記録方法の一つ。S(subjective)主観的情報、O(objective)客観的情報A(assessment)、評価P(plan)、計画(治療)の4つの項目にそって記載
  • 【SPO2】Satulation(飽和度)pulse(脈拍)Oxygen(酸素)の略。間接的にSaO2を測定する方法
  • 【SSS】sick sinus syndrome:SSS シックサイナスシンドローム 洞不全症候群 洞機能の低下による徐脈や一過性の心停止による症状
  • 【TAC】タクロリムス。商品名:プログラフ。免疫抑制剤
  • 【TAE】transcatheter arterial embolization 径カテーテル的動脈塞栓術 
  • 【TAZ/PIPC】tazobactam/piperacillin タゾバクタム・ピペラシリン 注射用抗生物質
  • 【TIA】Transit Ischemic Attack 一過性脳虚血発作 狭窄性、閉塞性、心臓性
  • 【TNM分類】UICC(国際対がん連合)が定めた病期分類。TNM分類の「T」というのは原発のがんの広がり(深達度など)を、「N」はがん細胞のリンパ節への転移の有無と広がり、「M」は原発から離れた臓器への遠隔転移を意味する
    • T分類(Tumor)TX:原発腫瘍の評価不可能、T0:原発腫瘍を認めない、Tis:上皮内癌、T1~T4:浸潤の深さ、腫瘍の大きさ、個数、隣接臓器への浸潤等を考慮して分類
    • N分類(LymphNodes) NX:領域リンパ節転移の 評価不可能、N0:領域リンパ節転移なし、N1~N3:領域リンパ節転移あり、大きさ、数、転移部位、側性等を考慮して分類
    • M分類(Metastasis)MX:遠隔転移の評価が不可能、M0:遠隔転移なし、M1:遠隔転移あり
  • 【TPM】テンポラリー 体外式ペースメーカー。体外に一時的に設置するペースメーカー。緊急時に使われる。 ⇔ PPM(埋込み型ペースメーカー)
  • TPN】Total Parenteral Nutrition ≒IVH 中心静脈栄養 経口摂取ができない、かつ経腸栄養もできないとき ⇔PPN抹消静脈栄養
  • 【TRPG】 transtricuspid pressure gradient 三尖弁圧較差 肺高血圧症の診断で使われる。46mmHg以上はこれだけで肺高血圧症の可能性が高い
  • 【TUC】Transurethral coagulation 経尿道的止血術
  • 【TURBT】TUR-Bt 内視鏡で膀胱腫瘍を切除する手術。切除した腫瘍を顕微鏡でその性質をみる病理検査としても重要
  • 【TZ】Traubenzuckre ツッカー ドイツ語。シュガーと同義語
  • 【U】インスリンの単位 1U=0.01mL
  • 【UCG】ultrasonic echocardiography 心エコー検査
  • 【UIP】usual interstitial pneumonia 通常型間質性肺炎
  • 【US】ultrasonography 超音波検査
  • 【UTI】urinary tract infection 尿路感染
  • 【VAP】ventilator-associated pneumonia 人工呼吸器関連肺炎
  • 【VCM】Vancomycin バンコマイシン 抗生物質
  • 【VF】swallowing videofluorography 嚥下造影検査。バリウムなどの造影剤を含んだ食事をX線透視下で食べてもらい、透視像をビデオやDVDに記録し、嚥下運動や適切な食形態を評価する検査
  • 【woozing】oozing 微小出血、じくじくしみ出る


カタカナ等


  • 【アーチファクト】artifacts 実際の物体ではない二次的に発生した画像
  • 【アシドーシス】平衡を酸性側にしようとする状態。⇔ 塩基性側にしようとする状態をアルカローシス
  • 【アスピレーションキット】カテーテルを胸腔や腹腔等に留置し、排気、排液を行うことができる。アスピレーションバルブ(逆流防止弁)にて、注射筒で簡単に効率的な排気、排液作業ができる
  • 【アブレーション】不整脈の根本的治療。足の付け根などの太い血管からカテーテルを入れて、心臓内部の不整脈の原因となっている部分を小さく高周波電流で焼き切る
  • 【アンギオ】アンギオグラフィー(血管造影検査) 動脈(静脈)からカテーテルを挿入し造影剤で血管を撮影する検査。この検査により動脈瘤やがん細胞、血管の狭窄等の大きさや位置を確認することができる。これらの病変に対して血管塞栓物質やステント等を用いた治療も行われる
  • 【エルネオパNF】高カロリー輸液製剤(TPN製剤)
  • 【エンモヒ】塩モヒ モルヒネ塩酸塩 抗不安作用あり、がん患者への呼吸困難に用いられることあり
  • 【カーボスター】透析剤
  • 【カフティーポンプ】在宅用輸液ポンプ
  • 【間質性肺炎】肺炎とはまったく異なる病気。肺をコップにたとえると、コップの中で起こる病気が肺炎で、コップ自身が侵される病気が間質性肺炎。間質性肺炎の方がより広い範囲で病気が起こり、息切れなどの症状が強くなる。治療もコップの中を洗えば済む肺炎に比べ、コップ自身の修繕が必要な間質性肺炎は一般的に難治性
  • 【ギネ】ギネコロジー 産婦人科
  • 【グラフト】人工血管内シャント
  • 【経腸栄養剤】腸から消化吸収される栄養剤のことで、経鼻、胃瘻、空腸瘻チューブなどから注入される。エンシュアリキッド、エンシュアH、エレンタール、ラコールNF
  • 【ケモ】chemotherapy ケモセラピーの略。化学療法。抗がん剤を用いて癌を治療すること
  • 【好酸球】白血球の一種。アレルギー疾患で増加
  • 【呼気NO】呼気中のNO(一酸化窒素)の濃度を測定する検査。喘息の診断で使われる。喘息患者の気道には炎症があり、炎症が起きると炎症性サイトカインが分泌され、気道上皮で誘導型一酸化窒素合成酵素が増え、大量のNOが産生される。NOは喘息で特異的に上昇するためCOPDとの鑑別診断も可能。22ppb以上で喘息の可能性があるとし、37ppb以上で喘息の可能性が特に高い
  • 【サイナス】sinus rhythm 心臓の拍動が一定のリズムに保たれている状態
  • 【心エコー】3段階で評価。軽度・中等度・高度(重度)→mild・moderate・sever
  • 【人工呼吸器のモード】
    • 自発換気 の SPONT、CPAP 吸気のタイミングや吸気時間、吸気流量、換気量、呼気のタイミングなど全てが患者に依存
    • 強制換気主体の A/C(Assist Control) 設定された換気量もしくは圧、吸気フロー、吸気時間で換気を行う強制換気のみのモード
    • 強制と自発を組み合わせた SIMV 強制換気と自発換気を組み合わせたモードで、設定換気回数で強制換気を行い、強制換気と強制換気の間は自発呼吸を行うモード
  • 【神経膠腫(しんけいこうしゅ)】悪性の脳腫瘍の1つ。グリオーマ
  • 【人工骨頭】平成26年4月1日に身体障害者手帳の認定基準が変わった。これまでは、人工股関節置換術を受けられた方は一律4級に認定されていたが、現在は、術後の経過の安定した時点での関節可動域等に大きな制限のある場合のみ認定される程度で、特別な場合を除き認定されないと考えたほうがいい
  • 【腎性貧血】腎臓はさまざまなホルモンを分泌している。そのひとつに赤血球をつくるはたらきを促進するエリスロポエチンがある。腎臓のはたらきが低下すると腎臓からのエリスロポエチンの分泌が減り、赤血球をつくる能力が低下することで貧血になる。エリスロポエチンの分泌不足を補う注射薬や内服薬、食事療法、鉄剤を投与する。治療目標値はヘモグロビン値11g/dL~13g/dL
  • 【ステロイド】体内の副腎という臓器から分泌されているホルモンの働きに似せて合成された治療薬。炎症や免疫反応を強力に抑えSLE治療の中心となる薬剤。副作用は体重増加、ムーンフェイス(顔が丸くふくれる)、感染症、糖尿病、骨粗鬆症、高血圧、脂質異常症、不安・抑うつ・不眠といった精神症状など。まれに白内障や緑内障を引き起こすこともあり。ステロイドを急にやめることで体内の副腎皮質ホルモンが不足し、めまいや吐き気、ショック状態などが起こることもある(ステロイド離脱症状)
  • 【スルバシリン】抗生剤
  • 【穿刺】せんし 針を刺すこと。血液透析で毎回、2か所に針を刺します。血液を体の外に導く(体外循環)ための穿刺(脱血側 A側)と血液を体内にもどすための穿刺(返血側、V側)
  • 【選定療養費】初診、再診などの際に義務化された徴収費。200床以上の地域医療支援病院は、他の医療機関等からの紹介状を持たない初診の方から、選定療養費として診療費の他に5,000円以上の金額を徴収することが義務化された。200床以上の地域医療支援病院は、専門的・急性期の治療が終わり、病状が安定した患者さんを他の医療機関への紹介することが義務化され、200床以上の地域医療支援病院から他の医療機関へ紹介した患者さんが、紹介先の医療機関からの紹介状を持たずに同じ地域医療支援病院を再度受診した場合、選定療養費として診療費の他に2,500円以上の金額を徴収することも義務化された
  • 【低アルブミン】アルブミンの正常値は4.0g/dl以上。3.5g/dl以下を低栄養と呼ぶ
  • 【動脈血酸素分圧】PaO2 動脈血中の酸素分圧のこと。動脈血ガス分析で測定する。単位はTorr(mmHg)、基準値は80~100Torr。60Torr以下になると呼吸不全の状態
  • 【糖尿病シックデイ】糖尿病の方が感染症にかかり、発熱、下痢、嘔吐、食欲不振などの状態になること
  • 【特殊疾患病棟】長期にわたり療養が必要な重度の肢体不自由、脊椎損傷・意識障害などの重度障害、筋ジストロフィーまたは神経難病の患者様を対象とした病棟
  • 【ナート】縫合
  • 【ばく露】抗がん剤等にさらされること。抗がん剤を取り扱う医療従事者の染色体異常や流産発生率の増加なども報告されており、安全対策を整備することが急務となっている。手袋やマスク、ガウン、ゴーグル、キャップなどの個人防護具を適切に使用する。    
  • 【ハンプ】心房性ナトリウム利尿ペプチドの作用を持った心不全治療薬。利尿と血管拡張を併せ持つ。急性期の心不全に対して心機能を悪化させている原因を早期に除去する働きをする
  • 【ビーフリード】末梢静脈栄養輸液製剤(PPN製剤)
  • 【副腎クリーゼ】急性副腎不全症
  • 【ヘパリンロック】輸液投与せずに血管内にカテーテルを留置すると、血液が凝固してカテーテルを閉塞させてしまう。この閉塞を予防するためにヘパリンをカテーテル内に充填しておく手技
  • 【マルク】Knochenmark クノッヘンマルク 骨髄検査
  • 【マロリーワイス症候群】嘔吐をした際に胃と食道の境目に負担がかかり、粘膜が裂傷することで出血する病気。頻回の嘔吐反射のあと突然吐血するのが特徴。ほとんどの場合、自然止血し再発することはあまりない
  • 【マンマ】Mammary Cancer 乳癌
  • 【リキッドバイオプシー】リキッドバイオプシー 通常の生検(バイオプシー)ではなく、血液などの体液から癌情報を得て治療効果予測を行うこと
  • 【リリアム】膀胱内に溜まっている尿量を推定する機器
  • 腕神経叢損傷(わんしんけいそうそんしょう)】頚髄から出ている5本の神経が叢(くさむら)のように複雑に交叉している部を腕神経叢。腕神経叢損傷は過大な牽引力が腕神経叢に働いたために起こる

薬名?


  • 【イーケプラ】抗てんかん薬。薬価高い
  • 【クラリスロマイシン】抗生剤
  • 【サムスカ】利尿剤
  • 【シンポニー】リウマチ薬。4週に1回皮下注射。高薬価(11万円以上)
  • 【セフトリアキソン】抗菌薬
  • 【タグリッソ】抗癌剤。癌細胞表面のEGFR(タンパク質)が変異しても有効
  • 【ダゾピペ】抗菌薬
  • 【トラセミド】利尿薬
  • 【ナファモスタット】抗凝固薬
  • 【ノルアドリナリン】血圧を上げる注射。交感神経の情報伝達物質として放出されると交感神経の活動が高まるり、血圧、心拍数が上がり、体を活動に適した状態にする。 副腎髄質ホルモンとして放出されると、血圧上昇と基礎代謝率の増加をもたらす。
  • 【フロセミド】利尿薬
  • 【ミノサイクリン】MINO 抗生剤
  • 【ミルセラ】持続型赤血球造血刺激因子製剤
  • 【リクシアナ】抗血栓薬。薬価高い。老健等は無理
  • 【リクラスト】骨粗鬆症薬。年1回、点滴注射
  • 【レボフロキサシン】LVFX 抗菌薬


検査値等

  • 【BUN】尿素窒素 8~21 腎炎、脱水、心不全で高値
  • 【Cre】クレアチニン 男性1.2(mg/dl)以下、女性(1.0mg/dl)以下。8.0(mg/dl)以上になると透析導入を検討
  • 【UA】尿酸 男性が3.7~7.8(mg/dL)、女性が2.6~5.5(mg/dL)
  • 【K】カリウム 3.5〜5.0(mEq/L) 腎不全で高値
  • 【IP】無機リン 1.5~2.5(mg/dl) 腎不全で高値