医療費控除の対象になる医療費とは【歯の矯正やタクシー代?】
医療費控除とは
控除とは税金を安くするものです。医療費控除とは、自分と同一生計の親族の年間医療費で、年間保険医療費が16万円で保険金等の補填がない場合
16ー10=6万円
が医療費控除の対象になります。
- 10万円を超える部分 ※上限200万円、所得が少額の場合は特例あり
- 保険金などで補填された金額は除く
対象となる医療費
保険適用の有無は関係ありません。治療になれば医療費控除の対象になるので、個別に考えることが必要です。
▼ 医療費控除の対象になるか個別判断が必要。
治療なのかどうかが大切です
- 出産費用 ※補填された金額以外は対象
- 歯の矯正 ※治療として必要であれば対象。美容のためは対象外
- 通院のタクシー代 ※公共交通機関を利用できないような緊急時は対象
- 鍼灸 ※痛み等があり治療として必要であれば対象
健康診断、人間ドック、メガネ、入院個室代等は、治療にはあたらないので医療費控除の対象にはなりません。
セルフメディケーション税制
市販薬購入を対象とした控除で、有名な風邪薬等は対象になっています。パッケージ等に「セルフメディケーション対象」と書かれているものはレシートを取っておくといいです。
- 年間12,000円を超える場合に適用 ※上限は88,000円まで
- 健康診断や予防接種等、健康の保持増進への取組をした人が対象 ※これ自体の費用は対象でない
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